熊本市 介護リフレッシュ事業 〜意見交換会と温泉、大衆演劇〜

2012.01.19
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こんにちは
昨日に引き続き本日も雨模様の熊本です。

 

そんな中、熊本市のイベントでもある「介護を行っている方にリフレッシュして頂こう」という企画におじゃましてきました!

熊本市健康福祉局 保健福祉部 高齢介護福祉課 主催で行われる企画事業で、「要介護者を介護している家族に対して、介護から一時的に開放し介護者相互の交流等により、介護者の心身の回復を目的」としているそうで、年に1回の熊本市の恒例行事だそうです。

 

本日の会場は 熊本市植木町田底6番地にございます「荒木観光ホテル」さん
先日1月17日にも同じ目的のもと、ホテル日航熊本でも開催され、100名近くの方々が参加されたそうです。

 

オブザーバーとして、介護ナビくまもとコラム執筆でもおなじみ「介護老人保健施設白藤苑の在宅介護関連管理者でもあり、熊本県介護福祉士会 石本会長」と
司会進行は、「英太郎さん」

本日は、お2人を交えた意見交換会、お食事、温泉、大衆演劇のプログラムで構成されておりました。

お越しの皆さまはデイサービスやデイケアなどのサービスをうまく利用し、今回のツアーに参加されておりましたよ。

 

まずは、英太郎さんと石本会長の挨拶で幕を開け、意見交換会のスタートです。

参加者は熊本市在住で要介護1以上の方を在宅で現在介護している家族を対象としており、本日は抽選で選ばれた27名の方々が参加されました。

 

英太郎さんと会長のトークのもと、みなさん笑い合う雰囲気の中

「日頃の介護をする上で、心がけていること」
「皆さんのストレス解消法」

を参加されている皆さまそれぞれ自由に書き、意見交換をするというもの。
各テーブルごとに、皆さまそれぞれの視点での会話が行われておりました。

 

一通りテーブルごとでの意見交換が終了し、会場内のみなさまに向け英太郎さんが発表します。

「ショートステイサービスを利用し旅行に行く」
「1人でカラオケに行き、思う存分歌う」
「デイケア、デイサービスを利用中に映画や編み物教室に通う」
「ジムに行く、歩く」
など、様々な意見交換が繰り広げられていました。

様々な意見が飛び交う中、

英太郎さん
「お〜!この方はプチ家出ですかぁ!」

会場内もどっと笑いがおきました。

 

その後、意見交換であがった意見に対し、様々な疑問、質問に応えていらっしゃいました。

石本会長「大切なのは、介護する側が共倒れにならない様、時には息抜きをし、ケアマネージャーやヘルパーさんに相談したり、自分だけで抱え込もうとはしないで下さい。」と

 

現場で介護福祉士をしていた英太郎さんと、ケアマネージャーや社会福祉士、介護福祉士など様々な分野で活躍してこられた介護業界のプロ石本会長
その応えに、皆さま真剣に、時には笑い合いながら意見交換会は終了

 

意見交換会のあとは、皆さまお待ちかねのお食事です。

 

更にその後、植木温泉にゆっくりと浸かり、大衆演劇を見て、日頃の疲れをリフレッシュ出来たご様子の皆さまでした。

同じ境遇を抱えていらっしゃる皆さま、とても楽しそうに会話され有意義な時間をお過ごし頂けた様でした。

 

今回のイベントだけでなく、リフレッシュ出来る企画やイベント、ご自身での活動など様々な物をうまく利用し、介護と上手に向き合って行く事が非常に大切なのですね。

会場に来られた皆さまを始め、熊本市健康福祉局 保健福祉部 高齢介護福祉課 職員の皆さま、石本会長、英太郎さん、取材のご協力ありがとうございました。

 

 

 

介護ナビくまもと」では今後もイベントや講話などの事前情報や取材を通し、様々な有益情報を提供していきます。
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介護ナビくまもとスタッフが取材に行きます!

 

次回もお楽しみに!